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清光堂|
清光堂
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清光堂は江戸時代からの工房です。

現在の有限会社清光堂工芸社の始まりは、江戸時代後期に初代喜六が、鋳造が盛んな街、山形市銅町において、鋳物業を始めたことに端を発します。

以降その技術は代々伝承され、羽広鉄瓶を得意とした六代目徳太郎が「清光堂」を屋号としました。

七代目善太郎は茶の湯釜、鉄瓶の製作で名を馳せ、高い評価を受けるようになります。

戦後になり八代目清光が、その卓越した技術と天性の美術的才能を生かし茶の湯釜専門工房としての現在の清光堂の基礎を築きあげました。

現在は、九代目旺光と十代目琢実が父祖の遺志を継ぎ、用の美に満ちた茶の湯釜と鉄瓶の専門工房として製作活動を行っております。

日本の伝統文化を代表する茶道。

茶事を催すこと自体を「釜を懸ける」と言いあらわすように、お茶席において不動の位置を与えられた道具が茶の湯釜です。

その存在感から釜は席中において亭主の代理を務めるとまで云われ、亭主が席を離れるときも炉中に在し客の相手をします。

日本の伝統美、山形鋳物の世界をお愉しみ下さい。
清光堂

有限会社 清光堂工芸社

990-0051 山形県山形市銅町1-4-16
電話 023-622-6973
FAX 023-622-6974
http://www.seiko-do.com
satou@seiko-do.com

Seikodo Co.,Ltd.
1-4-16 Domachi, Yamagata City,
Yamagata,
JAPAN 990-0051
TEL +81-23-622-6973
FAX +81-23-622-6974

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清光堂 作者
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清光堂 九代目 佐藤旺光

九代目 佐藤旺光

Ouko Sato

昭和二十年、山形市銅街の父祖代々鋳造業八代目である父、佐藤清光の長男として生まれる。 昭和四十二年、拓殖大学商学部卒業後家業に入る。
釜師であった父・清光から茶の湯釜鋳造技術を習得。
横浜市在住の釜師・根来茂昌氏に師事する。 日本工芸会に所属し、現代感覚に裏打ちされた品位ある作品を数多く創作。
日本工芸会賞他多数の受賞歴を持つ。
自身も長年に渡り茶道を学び、茶道を通し学んだ侘びと寂びの精神を茶の湯釜造りに投影させている。
清光堂 十代目 佐藤琢実 Takumi Sato

十代目 佐藤琢実

Takumi Sato

昭和四九年、山形市銅町の父祖代々鋳造業九代目である父、佐藤旺光の次男として生まれる。 平成九年、米国留学後、東北芸術工科大学美術学部彫刻科卒業。

父佐藤旺光の下で茶の湯釜鋳造技術を学びながら、横浜市在住の釜師・根来茂昌氏に師事する。

平成十五年、福島県、鳥取県、広島県にて父子三代茶の湯釜展、平成十六年、新宿三越にて「茶道取り合わせ展」、日本橋三越本店にて「新しい茶道具の取り合わせ展」、平成十九年、プロダクトデザイナー黒川雅之デザイ「IRONY」製作。

平成二十年、イタリア「ミラノサローネ」、ニューヨーク「K展」に「IRONY」出品。

現在は銀象嵌の制作も手がける。